音や色彩のみからなる商標などの新しいタイプの商標が今月から新たに商標として登録できるようになっているが、特許庁への出願が1週間で約500件に達したとのこと。特許庁の予想どおり、今までよく使われているおなじみの商標が多いようだ。
初日の4月1日だけで471件の出願があり、このうち音が144件、色が190件。
代表的なものとしては、音の商標として、久光製薬の「ヒ・サ・ミ・ツ」、江崎グリコの「グ・リ・コ」、大幸薬品のラッパのメロディーがそれぞれ出願されたらしい。色彩のみからなる商標としては、セブン−イレブンも、コンビニエンスストアの店舗に使うオレンジ、緑、赤の3色の組み合わせを出願したとのこと。この種の商標は従来は立体商標で登録を受けているものもあった。いずれにしても、これらの周知商標は基本的には問題なく登録されるだろう。